「デンタルフロス」という言葉に馴染みのある方は少ないと思います。筆者もその言葉自体や存在は知っていましたが、馴染みが出てきたのはここ数ヶ月といった所です。そして、デンタルフロスには様々な種類があるということも、ご存知の方は多くないのではないでしょうか。
今回は、そんなデンタルフロスの中から持ち手有りの「Y字タイプ」に関して、『クリニカデンタルフロスY字タイプ』を実際に使用してみた使用感などをレビューでお届けします。
Y字型デンタルフロスの特徴
Y字タイプのデンタルフロスは奥歯の歯間を清掃するのに使い易い形状になっています。持ち手ありのタイプでは他にF字タイプもありますが、F字タイプは奥歯の歯間を清掃するのに真横から入れることになるのに比べ、Y字タイプは口の正面からそのまま入れることが出来る為奥歯の歯間清掃をし易い形状となっています。
また、持ち手がない糸のみのタイプだと歯の側面を清掃する時などに強く引っ張ることで指が締め付けられたりしますが、持ち手があることによって歯に強く押し当てながらでも使い易く、より歯垢を除去し易い所もポイントです。
クリニカデンタルフロスY字タイプの使用レビュー
『クリニカデンタルフロスY字タイプ』には強度の高いフロスが採用されている為、歯間の清掃をゴシゴシとやりたい方にとっては、使ってみるとしっかりと歯間清掃出来ている実感が持てると思います。実際普段持ち手のないデンタルフロスを使用している筆者からすると、しっかりと歯に引っ掛かって歯垢を取ってくれるのが実感出来ました。口を大きく開けなくても済むので、使っている最中に顎が疲れてしまうこともありませんでした。
オススメの使い方
持ち手があるタイプのデンタルフロスは、持ち手がないタイプに比べると価格が高めに設定されているように感じました。デンタルフロスを使うのに慣れるまでの間や奥歯の歯間の清掃には持ち手のあるタイプが良いかもしれませんが、コストの面なども考慮すると、前歯の歯間には持ち手のないタイプ、奥歯の歯間にはこのY字タイプを使用、といったように使い分けをすればより効果的な歯間の清掃が出来るでしょう。
また、商品のパッケージには”洗って繰り返し使える高強度フロス採用”とありますが、どの程度使用できるかは記載がありません。筆者としては、しっかりと洗わないと雑菌がフロス間に残って繁殖し、かえって口の中での雑菌の繁殖を助長してしまうのではないか、とも思います。もし繰り返し使う場合には、洗口液に浸して洗浄しておく、といった方法をとってみても良いのかもしれません。