電動歯ブラシと歯ブラシは何が違うのか
電動歯ブラシは、電気の力で高速振動のブラシが歯を磨きます。磨く順番を決めて歯に沿ってずらして行くだけでツルツルに磨き上げることが出来るのが魅力的です。一般的な歯ブラシだと、自分ではちゃんと磨いているつもりでもどうしても磨き残しが出てしまいますが、電動歯ブラシは普通の歯ブラシよりも比較的磨き残しがありません。
また、商品にもよりますが、普通の歯ブラシと比べて細かい振動が1秒間に凄い速度で生じるので、歯の表面の汚れをガシガシと落としてくれます。筆者自身、普通の歯ブラシから電動歯ブラシに変えたことで磨いた後の歯のザラつきはほとんど感じなくなり、しっかりと歯の表面をツルツルにしてくれていることが実感出来ています。
電動歯ブラシに合う歯みがき剤とは?
発泡剤の入っていないタイプがオススメです。ジェルタイプはペーストタイプと比べると比較的発泡剤が入っていない物が多いので、ジェルタイプを中心に探すと良いでしょう。
ちなみに、筆者のオススメは「コンクール ジェルコートF」です。
電動歯ブラシのメリット
先にも述べましたが、規則正しく磨いていくことで均等に歯を磨けるので、磨き残しをする可能性がかなり低いです。また、一般的に2~3分程度で全ての歯を磨けるように作られている為、普通の歯ブラシと比べると時間も短縮できます。
家庭用タイプは充電スタンド式になっているので、電池切れ間近であることを知らせるランプなどが点灯したら、スタンドに置いて1日程度充電すればOKで、電池は必要ありません。
電動歯ブラシのデメリット
まず何より、価格が高いことが挙げられます。外出用のポケットタイプだと3,000円程度で購入することも可能ですが、家庭用のものは1万円~2万円程度と、普通の歯ブラシが200円程度であることを考えると遥かに高額です。
また、専用のブラシヘッドが別売りであり、3ヶ月に1度の交換を各メーカーが推奨しています。このブラシヘッドも1本当り1,000円を超える場合があり、200円の歯ブラシを月に1回交換した場合は600円で済みますが、ここでも普通の歯ブラシよりも費用がかさんでしまいます。
商品によっては、歯茎を傷つけてしまうのではないかと心配する口コミも見受けられましたので、商品の説明書通りに使うように気を付ける必要もあります。
まとめ 電動歯ブラシは買うべきか?
近年、歯の状態と病気の因果関係についての研究結果が多く発表されています。健康な歯が何本残っているのかで、身体の健康にも大きく関わってくることが判り、その注目度の高さが伺えます。
電動歯ブラシは歯の表面の汚れを手動の歯ブラシよりも確実に落としてくれますので、歯の健康を維持するという意味では是非購入することをオススメします。
しかし、金銭的な状況は人それぞれですので、電動歯ブラシではなくマウスウォッシュやデンタルフロス、入念な歯磨きで歯の健康を保つことも可能ですので、それぞれの事情にあった方法を取ることをオススメします。