モンダミン。井森美幸さんのCMでお馴染みの洗口液ですので、ご存知の方も多いと思います。1987年発売開始なので、最初の商品が発売されてから2017年でなんと30年を迎えるロングセラー商品となっています。これだけ長い間親しまれているモンダミンですが、現在その種類は歯科専売品を含めると10種類以上にものぼります。では、それぞれの商品は何が違うのでしょうか。モンダミンを使いたいけれど、自分に合っているのはどの商品なのか。自分に合った商品を見つけられるまで試すのもなかなか骨がおれます。そこで今回は、これまで様々な種類の洗口液を試してきた筆者が『モンダミンペパーミント』の実際の使用感についてお届けします。
モンダミンペパーミントの成分や効果
製品の裏面を見ると「虫歯、歯垢、口臭などお口トラブルの原因となる食べカスやミクロの汚れ・ネバネバをしっかりと洗浄します。」とあり、成分としては”お口の汚れ洗浄補助成分TPP配合”とあります。TPPは正式名称を”三リン酸5Na=ポリリン酸ナトリウム”と言います。歯周組織の修復や再生を促進する薬用成分として歯石の沈着、歯ぐきの健康を保つ働き、口臭予防などに効果があると言われています。また『モンダミンペパーミント』は、”医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律”では「化粧品」という分類になることから、「医薬部外品」や「薬用〇〇」などと記載されている商品に比べると効能や効果は下がるようです。
定価 | 709円(税込) ※口臭百貨店調べ |
容量 | 1,080ml ※各種サイズ有り |
成分 | 溶剤:水、エタノール/湿潤剤:グリセリン/可溶化剤:PEG-60水添ヒマシ油/pH調整剤:リン酸Na、リン酸2Na/洗浄補助剤:三リン酸5Na(TPP)/矯味剤:キシリトール/香味剤:香料(ペパーミントタイプ)、サッカリNa/保存剤:ブチルパラベン/色素:青色1号、黄色4号/基剤:銅クロロフィリンNa |
分類 | 化粧品 |
原産国 | 日本 |
モンダミンペパーミントの口コミ
「歯医者さんに行った時に、「歯のケアをしっかりするならマウスウォッシュも一緒に使うと良い」と聞いたので、CMで馴染みのあるこの商品を買いました。こういったものを使うのは初めてでしたが、特に抵抗感なく使えていて助かっています。」 (40代、女性、主婦)
「ドラッグストアに行った時にたまたま店頭で目に留まったので買ってみました。刺激もそれ程強くないし、何より日本のメーカー製品なので、安心して家族皆で使っています。 (37歳、女性、パート)
「マウスウォッシュは色々ありますが、最もバランスが取れているんじゃないでしょうか。使用後の味覚への影響が強かったりする商品もある中で、これはそういうこともないので気に入っています。」 (35歳、男性、会社員)
モンダミンペパーミントの実体験レビュー
ボトルのキャップを開けると、少し弱めのミントの香りが漂います。キャップの内側に”20”と書かれた目盛りがあるので、この線を目安に1回分の使用料を計る、ということなのでしょう。色味は少し暗めの緑色です。口に含んだ瞬間は、特に刺激やにおいを感じることはありません。口の中をすすいでいくに連れて舌先に少しピリピリとした刺激が感じられます。30秒程すすいでから吐き出した後は口の中がすっきりとしますが、ミント感が強く残るということもありませんのでミントの香りが苦手な方でも使い易いのではないかと思われます。逆に、ミントのすっきりとした爽快感を感じられる洗口液を希望される方は、他の商品を試される方が良さそうです。多くの商品を試してきた筆者からすると物足りなさの残る商品となりました。
モンダミンペパーミントのオススメの使い方
・刺激の強くない商品をお探しの方に
一般的に出回っている洗口液商品は、口臭のケアも兼ねている為かアルコール含有量の違いなのか、刺激が強い物も多数存在します。刺激への耐性は個人差がありますので、どの商品が自分の身体に合っているかは個々人の判断になってくるのですが、こちらの商品は多くの洗口液製品の中でも刺激が弱い部類に入ると思われますので、「お口のケアをしたいけど刺激は苦手」という方は『モンダミンペパーミント』を試しても良いかもしれません。
・使用後にミント感を残したくない方に
洗口液を使うと、商品によっては口の中に使用後のミント感が残り続ける場合があります。ミントの香りが得意でない、という場合にはこの使用後のミント感が洗口液を使うのに一種のハードルになっているのではないでしょうか。そういった方でも、この『モンダミンペパーミント』でしたら使用後のミント感は殆どありませんのでオススメです。