菓子メーカー各社が様々なガムを発売し、中でもキシリトールが入ったガムは定番商品でもあります。CMでもよく耳にしますが、ミントフレーバーが何分間持続するかなど各社工夫を重ねながらしのぎを削っています。それぞれのガムを実際に噛んでみて口臭にいいのか、またどのくらい持続するかを試してみました。
ロッテ XYLITOL(キシリトール)
ロッテのキシリトールガムは、食品業界としては初めて日本歯科医師会推薦商品に選ばれています。名前の由来となっているキシリトールは、甘味料の一種で虫歯の原因となる酸を作らないとされ、白樺や樫などの樹木や植物から作られた甘味料です。このキシリトールの働きによって唾液の分泌を促し、歯の再石灰化を増強します。糖類は0gです。
種類は大きく「キシリトールガム」(ライムミント、フレッシュミント、ブラックベリーミント、グリーンアップル、グレープ、ピーチ、スウィーティー)、「キシリトールオーラテクトガム」(クリアミント)、「キシリトールホワイト」(シャインミント、ルビーフルーツミント)の3種で、21gの14粒入りと143gボトルがあります。このラインナップの中でライムミント、フレッシュミント、ブラックベリーミントの3品が、日本歯科医師会推薦商品です。
ガムを噛み始めてから10分弱で1粒のガムの味がだんだんなくなってきました。
クロレッツ
モンデリーズジャパンから発売されているクロレッツは、オリジナルミント、クリアミント、シャープミント、グリーンライムミント、ピンクグレープフルーツミントの5種類。板ガム中心だった1985年に粒ガムとして日本で発売開始。息を爽やかにすることを謳い文句に長年愛され続けています。糖類は0gです。
ガムを噛み始めて15分経過しても1粒のガムの味は残っていて、口内の清涼感も続く感じがします。
ロッテACUO(アクオ)
ACUOシリーズには「グリーンミント」「クリアブルーミント」「シャープブラックミント」の3種類があり、ガムを噛むことでカプセルが壊れミント香料が気散し、さわやかな息を感じます。清涼感があり長く続くフレッシュ効果を是非お試しください。
明治 XYLISH(キシリッシュ)
明治のキシリッシュは、メントールとミントリー+ラッカーゼ(酵素)の配合により爽やかな清涼感が味わえるガムです。種類はクリスタルミント、ハイパークール、ディープミント、リラックスミント、フルーツアソート、ミントアソートなどがあります。他商品と比べるとやや硬めで、噛み始めて3〜4分で硬くなって噛みにくさを覚えました。また、およそ5分程度で味もなくなってきました。
ガムは口臭予防になるのか?
ガムを噛むことで唾液の分泌が促され、その唾液が口臭予防につながると言われています。また長い時間噛み続けることでアゴや舌を使うため、唾液線を刺激することもできます。ミントなど味がついたガムを噛んでもそのミント味が口臭を消してくれるわけではありません。噛んでる間は一時的に清涼感を体感できますが、こまめな歯磨きやマウスウオッシュをしましょう。
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